建設コンサルタントの環境調査業務の一つとして、猛禽類の調査が挙げられます。このような調査では、従来カメラを設置して長時間撮影し、動画を作業者の目で確認する作業が必要となっていました。当社では、このような業務の省力化支援として、AIを用いた自動解析システムを開発しました。
(1) AI画像解析部本開発では、鳥類のWeb公開データを教師データとして用い、最新のAIアルゴリズムを適用してAIモデルの訓練を行いました。画像中に非常に小さく写っている対象についても検出が可能です。また、追跡アルゴリズムも開発し、個体別の飛跡を解析することも可能となっています。解析対象の動画中に、実際に猛禽類が出現するのは一部であるため、解析対象が出現する箇所を効率的に探索するアルゴリズムも実装し、解析時間短縮を図っています。
最新のAIモデルによる高精度な検出
追跡アルゴリズムにより飛跡の個体別の飛跡解析も可能
(2) ユーザーインターフェイス本システムはグラフィカルユーザーインターフェイス(GUI)を提供しており、直観的な操作が可能となっています。解析に必要な各種パラメータ設定もGUIから簡単に設定可能です。また、GUI上から、AIモデルの訓練、訓練に必要なデータのアノテーションも実施することができます。
ユーザーインターフェイス